施工管理として働いていると、「もう辞めたい」と思う瞬間が一度はあるのではないでしょうか。私自身も何度もその気持ちに直面してきました。
今回は、実際に自分が「施工管理を辞めたい」と強く感じた瞬間について、リアルな経験をもとに書いていきます。
工程が崩壊しかけたとき
一番きつかったのは、工程が大きく遅れた現場です。
天候不良や資材の遅延、さらに人手不足が重なり、予定していたスケジュールがどんどん崩れていきました。調整しても追いつかず、毎日のように工程の組み直し。
そのたびに関係各所へ連絡し、頭を下げ、現場にも無理をお願いする。
「自分が全部背負っている」というプレッシャーに押し潰されそうになり、このとき初めて本気で辞めたいと思いました。
板挟みになったとき
施工管理は、現場と会社、そしてお客様の間に立つ仕事です。
だからこそ、それぞれの意見が食い違ったときに板挟みになります。
当初の計画にないものを追加してほしいというお客様。
これ以上忙しいのは厳しいという現場。
経費を抑えろという会社。
どれも間違っていないからこそ、どう調整しても誰かに負担がかかる状況になります。
その中で最適解を探し続けることに疲れ、「自分には向いていないのではないか」と感じました。
ミスが重なったとき
どれだけ気をつけていても、ミスはゼロにはできません。
しかし、施工管理のミスは影響が大きいです。
図面の確認漏れ、発注ミス、伝達不足など。 小さなミスが積み重なり、現場に迷惑をかけてしまったとき、自分の無力さを強く感じました。
また、慌ただしくなってくると現場作業にもミスが増えるようになります。
施工図面の確認漏れ、施工手順の間違いなど。
そういったものにも代理人は対応しないといけません。
「自分の間違いではないのに仕事が増えるのか」と不満に思ったりもしていました。
休めない状況が続いたとき
施工管理は、現場の進行に合わせて動くため、繁忙期はどうしても休みが取りづらくなります。連
日の残業、休日出勤、現場は休工でも鳴る電話。
心も体も疲れきっているのに、「自分がいないと現場が回らない」という責任感から抜け出せない。
ふとした瞬間に、「この生活をずっと続けるのか」と考えたとき、辞めたい気持ちが一気に強くなりました。
それでも続けている理由
ここまでネガティブなことを書いてきましたが、それでも私は施工管理を続けています。
理由はシンプルで、「やりがいも確かにあるから」です。
大変な現場を乗り越えたときの達成感。 職人さんや関係者と一緒に一つのものを作り上げる面白さ。 そして、自分の経験が確実に積み重なっていく実感。
辞めたいと思う瞬間がある一方で、「もう少し頑張ってみよう」と思える瞬間も確かに存在し、私はどちらかというと頑張ってみたい気持ちが強く出るので続けているのかなと思います。
まとめ
施工管理は決して楽な仕事ではありません。
むしろ、辞めたいと思う瞬間のほうが多いと感じる人もいるかもしれません。
それでも、その経験は無駄にはならず、自分の実績として積み上がっていきます。
もし今、同じように悩んでいる方がいれば、「そう感じるのは普通のこと」だと思ってほしいです。
無理をしすぎず、自分なりのペースで、この仕事と向き合っていくことが大切だと感じています。

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