電気施工管理はきつい?40代電気工事士が本音で解説

結論:きつい。でも人によっては“あり”

電気施工管理の仕事は正直きついです。
ただし、体力的に現場がしんどくなってきた40代にとっては「選択肢としてはアリ」です。

自分自身、電気工事士から施工管理に変わって感じたリアルをそのまま書きます。


目次

  • この記事を書いた人
  • 電気施工管理がきつい感じるところ
  • 実際にやって感じたメリット
  • デメリット(リアル)
  • 電気施工管理に向いている人
  • 向いていない人
  • 続けるべき?辞めるべき?
  • まとめ

この記事を書いた人

・電気工事士として現場経験あり
・現在は電気施工管理
・30歳半ばから年々体力の衰えを実感
・施工管理になって太った(←リアル)


電気施工管理がきついと感じるところ

① 責任が重い

原価管理、品質管理、安全管理、工程管理など、現場に関わることはほぼすべて自分の責任になります。

正直、現場で手を動かしていた頃は「自分の作業だけやればいい」部分もありましたが、施工管理になるとそうはいきません。

全体を見て判断して、問題があれば自分が動く。

現場がうまく回っていれば目立たないですが、何か起きたときは一気に責任がくるので、
その分、精神的な負担はかなり大きいと感じています。


② 人間関係が大変

元請けさん、施主さん、他業者さん、職人など関わる人がとても多いです。

現場で作業していた頃は職人同士の関係がメインでしたが、施工管理になると関わる範囲が一気に広がります。

現場経験がある分、職人の気持ちも分かるので、無理なことを言われたときにそのまま伝えるのも正直きついです。

その結果、板挟みになることも多く、人間関係の大変さはかなり感じています。


③ 残業が多い

図面作成、書類作成、打ち合わせなどが主な仕事になります。

ただ、予定通りにいかないことも多く、
就業時間を過ぎてからお客様との打ち合わせが入ることもあります。

さらにその後、他業者との打ち合わせが続いたり、
翌日までに図面を仕上げなければならないなど、急な対応に追われることも少なくありません。

現場の職人さんが作業を終えてから、自分の仕事が本格的に始まることも多く、
結果的に残業が増えやすいと感じています。


④ 運動量が減る(これ大事)

これは自分だけなんでしょうか。

現場代理人の仕事をするようになってから、かなり太りました。

ストレスや食生活の乱れが原因というのもあると思いますが、
一番感じているのは「座っている時間が圧倒的に増えたこと」です。

職人の頃は一日中動いていましたが、
代理人になると図面や打ち合わせなど、デスクワークが中心になります。

現場の確認で歩くことはあっても、正直“散歩レベル”です。

その状態で食生活を変えなかった結果、
気づけば2年で25キロ増えていました。


実際にやって感じたメリット

① 体力的には楽

基本的に作業は指示をだし職人に任せてしまいます。
自分自身で重い物を持ったり、高所作業という事はほぼなくなりました。
肉体的な負担はかなり減ります。


② 経験がそのまま活きる

職人経験のない代理人さんもたくさんいらっしゃいますが、
自分は職人としての経験があって良かったと感じることが多いです。

やはり、実際に現場でやってきたかどうかは大きいです。

・仕事の流れを体で理解している
・施工経験があるので、無理のないやり方を判断できる
・自分が苦労したポイントを事前に伝えられる
・職人時代からのつながりがあり、話が通じやすい

すべてがうまくいくわけではありませんが、
現場経験があることで助かっている場面はかなり多いと感じています。


③転職に困らない

転職しやすいのも、この仕事の大きなメリットだと感じています。

電気工事士もそうですが、電気施工管理の経験があると求人はかなり多いです。

自分自身、施工管理の仕事をやりたいと思っていたものの、当時は未経験でした。
それでも職人としての経験を評価してもらい、今の会社に採用していただくことができました。

また、現場で一緒に働く他の電気屋さんから、冗談交じりではありますが
「うち来ない?」と声をかけてもらうこともあります。

こういった経験からも、経験があれば選択肢はかなり広がると感じていて、
もちろんですが給与面などの条件面も良くなります。

一つの会社にこだわらなくてもいいというのは、
精神的にも大きな安心につながっています。

デメリット(リアル)

・ストレスは増える

肉体的には楽ですが、精神的にはきつい場面があります。

例えば、

・事前に協議していても、実際に工事が進むとその通りにいかないことが多い
・職人の中には年上で癖が強く、指示に対して不満を言われることもある
・職人がミスをした場合でも、まずは自分が謝罪に行く場面がある
・突貫工事の現場では、進捗をめぐって会社と職人の板挟みになることもある

など、挙げればキリがありません。

自分も代理人1年目の頃はかなり大変だと感じましたが、
場数をこなしていく中で少しずつ対応できるようになってきました。

最初はきついと感じることが多いですが、
経験を積むことで成長していける部分も大きいと感じています。


・図面を描けない

ここで一度つまずきました。

図面を描くにはCADソフトを使用しますが、
ただパソコンが使えるだけでは簡単に描けるものではありません。

最初の頃は、簡単な図面を描くだけでもかなり時間がかかっていました。

また、大きい現場になると他業者と図面データのやり取りが発生しますが、
CADソフトにはさまざまな種類があり、各業者で統一されていることはほとんどありません。

そのため、図面を共有した際にうまく変換できないことも多く、
その都度修正や書き直しに追われることもありました。

無料で使えるJWCADを使用している業者さんも多いので、
これから覚えるのであれば、まずはJWCADから触れてみるのもいいと思います。


・仕事のオンオフがない

常に現場のことを考えているような状態になります。

休日でも現場が動いていれば連絡が来ることがありますし、
完全に気を抜ける時間は正直あまりありません。

図面や打ち合わせなどが一通り落ち着くまでは、
ずっと仕事のことを考えているような感覚になります。


電気施工管理に向いている人

・人と話すのが苦じゃない
・段取りを考えるのが好き
・年を重ねても電気の仕事を続けたい


向いていない人

・一人で黙々と作業したい
・人間関係が苦手
・責任を取りたくない


続けるべき?辞めるべき?

続けたほうがいい人

・体力的に現場がきつい
・年収を上げたい
・将来的に管理側に行きたい


転職を考えた方がいい人

・毎日しんどい
・人間関係が限界
・体調を崩している

無理して続ける仕事ではないです。


まとめ

電気施工管理は

・体力的には楽
・でも精神的にはきつい
・そして太る(重要)

という仕事だと感じています。

ただ、この先年を重ねても現場で職人を続けていけるイメージが40代のキャリアとしては十分アリです。


最後に

もし今「きつい」と感じているなら、
一度自分の働き方を見直すのも大事だと思います。
私も将来の自分を見直し、考えた結果現在の施工管理の仕事を選びました。

施工管理でも会社によって環境はかなり違います。

無理して続けるより、
条件のいい会社、職種に変えるだけで楽になることもあります。

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